カバオくんに、物申す。⑤
2021年 02月 01日
カバオくんの話、最後です。
善が目指すべき態度というのは、
悪を排除するのではなく、悪を包含することではないかな。
それは悪に対しても誠実であることを示すし、
カバオくんの場合、
ばいきんまんの嫌がらせを受け容れろとまでは言わないが、
被害者であり続けるという慢心を捨て、向き合う姿勢を取るべきだと僕は思う。
ビリージョエルが歌うように、
誠実さというのは、とても孤独な言葉で、ほとんど得難いものなんだけど、
カバオくんよ、自分の善に安心しきってはいけない。
悪に対して盲目になることは、等しく善に対しても盲目になってしまう。
またカバオくんのようなキャラクターは、
一見お人好しで、人当たりの良いウェルカムな姿勢を取っているように見えるんだけど、
その安全地帯は、一部の人たちに対して極めて排他的な場合が多く、
(ここまではそんなに不自然なことではないが)
招かざる客の鼻先で扉を閉めると、その内と外で、多数派と少数派を形成する。
打算があってのことではないんだろうけど、
条件反射的にその優位性に頼るのは、多数派であることの花のミツを吸い尽くしているからであり、
単純に肥えすぎてその場から動けなくなっているからだろう。
一方、辺境へと追いやられた招かざる客の茫洋とした希望は、暗殺されるのではなく、自殺する。
花弁が多く重なるほど、その内側の影は深く、濃いのだ。
あれっ、誰の話をしてるんやろ…カバオくんの話やんな。
そもそもはNiziUくらいポップな話だと思って書き始めて、
縄跳び振ってたつもりが、いつの間にかカバオくんに刃振るってた。
今の僕の周りにこんな人がおるから、こういうことを書いたわけじゃないんだけど、
一度抜いた刀だと思って、振り続けたら、剣呑だし、柔らかくない文章になっちゃった。失敗。
憶測が過ぎるな…ごめん、カバオくん。
この回しか見てないのに、知ったような口をきくのはフェアじゃないね。
ただ単に僕がばいきんまんの作ったカレーを食べてみたかっただけかも知らん。
夕飯どきだったし。
でも今になって、Wikipediaでカバオくんのこと調べたら、
やっぱりあんまり好きなタイプじゃなかった。
「正義の流れ者」を自称するなんて、煮え湯飲まされそう。
僕はやっぱり、りんごりらちゃんが好きだな。
なんと言っても「美しい歯はリンゴから」っていうシンプルなモットーが良い。
自分の強みを分かってるし、でもリンゴを加工するかどうかで、
ジャムおじさんと随分揉めてるらしい。
確かにりんごデニッシュで歯が白くなるとは思えないものね。
以上、吹田千里丘のお花屋さん「花色」の弟の方でした。
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by sakitosakitomorik
| 2021-02-01 19:02
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